東京の畑から、ワクワクをお届け。東大和の女性農業者の会「あぐりんぐ東やまっ娘」が目指す、しなやかな未来。

■ 「東京でお茶や野菜が作られているの?」

そう驚かれることも少なくありません。でも、ここ東京都東大和市には、豊かで活気あふれる畑があり、そこで毎日土と向き合い、命を育んでいる女性たちがいます。

今回は、東大和の若手女性農業者が集まって結成されたチーム**「あぐりんぐ東やまっ娘」**をご紹介します。

「点」だった農家同士が「線」でつながり「輪」になって協力する、東大和の農業にどんな新しい風が吹き始めたのでしょうか? 彼女たちの等身大の想いと、これからの挑戦を覗いてみましょう。

■ つながることで、農業はもっとおもしろくなる

東京の農業は、すぐ近くに消費者の皆さんの笑顔がある素晴らしい環境です。その一方で、日々の作業に追われるなかで「これってうちだけ?」「みんなはどうしているんだろう?」と、どこか孤独や悩みを抱えてしまう瞬間もありました。

「もっと気軽に、横のつながりを作れたらいいのに」

「私たちの代で、地元の農業を中からもっと盛り上げたい!」

そんな共通の想いを持つメンバーが集まり、生まれたのが「あぐりんぐ東やまっ娘」です。

あぐりんぐとは、agriculture(農業)+ring(輪)の造語です。「ひがしやまっこ」は文字通り東大和の娘たちです。

チーム名をひらがなで「あぐりんぐ」としたのには、理由があります。女性らしいしなやかさ、親しみやすさ、そして地域にそっと寄り添う温かさを大切にしたいから。集まれば自然と笑顔がこぼれ、農業の未来について時間を忘れて語り合える――そんな素敵な拠点が、2024年春・東大和に誕生しました。

■ お茶、野菜、そして職人の技。個性が光るメンバーたち

「あぐりんぐ東やまっ娘」の最大の魅力は、メンバー6名それぞれの多様性と、高い技術です。

代々続くお茶農家を支え、伝統の「手もみ茶」で六段の資格を持つプロフェッショナルから、新鮮で美味しい野菜作りに情熱を注ぐ若手、そして新しい品種や技術にどんどん挑戦するメンバーまで、バックグラウンドは十人十色。

家業を営み、子育てをしながら、しなやかに、でも誰よりも熱いこだわりを持って土や茶葉と向き合っています。「この人が作ったものなら、絶対に美味しい」と胸を張って言える、自慢のメンバーばかりです。

■ 畑から街へ。私たちが仕掛ける新しい農業のカタチ

あぐりんぐ東やまっ娘の活動は、畑の中だけにとどまりません。

「東大和の農産物を、もっと地元の食卓に届けたい」

「子どもたちに、五感を使って農業の楽しさを知ってほしい」

そんな想いから、地域のイベントへの出店や野菜・お茶の販売、さらには他地域の先進的な農家さん(江戸川区の小松菜農園、狭山市の大規模農家など)への視察研修、小学校等での出前授業など、常に新しいインスピレーションを求めてアクティブに活動しています。

ただ作物を作るだけでなく、地域の皆さんと「美味しいね」「楽しいね」を共有するハブになること。それが、彼女たちが描く未来のカタチです。

■ 結び:すぐそばに、私たちの畑がある幸せ

東大和の街を歩いていて、緑豊かな畑や茶畑を見かけたら、ぜひその向こう側にあるストーリーを想像してみてください。そこには、しなやかに、そして誰よりも楽しそうに未来を耕す「あぐりんぐ東やまっ娘」の姿があります。

作った人の顔が見える、すぐそばで育ったものを食べられる幸せ。

あぐりんぐ東やまっ娘は、これからも東大和の畑から、たくさんのワクワクと美味しい笑顔をお届けしていきます。

見かけたら、ぜひ気軽に声をかけてみてくださいね!