「急須がいらない」若い世代へ。狭山茶ティーバッグで始める、新しいお茶習慣
「緑茶は好きだけど、家には急須がない」
「茶殻を捨てるのが面倒で、ついペットボトルのお茶ばかり飲んでしまう」
もしあなたがそう感じているなら、それはあなただけではありません。ライフスタイルの変化とともに、急須を持たない家庭が増えています。しかし、それは「本当に美味しいお茶」を諦める理由にはなりません。
実は今、「あえてティーバッグの狭山茶を選ぶ」というスタイルが、味にこだわる若い世代の間でも密かなブームになりつつあるのをご存知でしょうか?
今回は、老舗・杉本園が、急須なしで楽しめる本格的な狭山茶の魅力と、現代のライフスタイルに合わせた「新しいお茶習慣」をご提案します。
なぜ今、「狭山茶」のティーバッグなのか?
数ある日本茶の中で、なぜ狭山茶がティーパックに適しているのか。それには、狭山茶特有の「味」の強さが関係しています。
「味は狭山でとどめさす」の真実
古くから伝わる茶摘み歌に、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」という言葉があります。
狭山茶の最大の特徴は、寒冷な気候で育った厚みのある茶葉と、「狭山火入れ(さやまひいれ)」と呼ばれる伝統的な仕上げ技術にあります。この強火による火入れが、濃厚なコクと甘み、そして香ばしさを生み出します。
この力強い味わいは、ティーバッグになっても決して色褪せません。お湯を注いだ瞬間、急須で淹れたのと変わらない、あるいはそれ以上の深い味わいが抽出されるのです。
「簡易版」ではなく「最適化」
昔のティーバッグには「茶葉の粉や残り物を使っている」というイメージがあったかもしれません。しかし、現在の杉本園のティーバッグは全く別物です。
- リーフと同じ高品質な茶葉を使用
- 茶葉がしっかり開くティーバッグ構造を採用
- お湯の対流を計算した素材
つまり、急須の機能を小さなパックの中に凝縮しているのです。「手抜き」ではなく、現代に合わせて「最適化」された形。それが杉本園の狭山茶ティーバッグです。
忙しい毎日にフィットする、3つの「お茶シーン」
急須を洗う手間から解放されると、お茶はもっと自由になります。杉本園が提案する、ティーバッグを取り入れたルーティンをご紹介します。
1. 朝の目覚めに「マグカップ直入れ」
忙しい朝、丁寧にお茶を淹れる時間はありません。
お気に入りのマグカップにティーバッグをポンと入れ、お湯を注ぐだけ。狭山茶特有のキリッとした心地よい渋みと、ふくよかな旨味が、寝起きの身体に染み渡ります。香りに包まれてホッと一息つきつつ、シャキッと朝のスイッチを入れる1杯として最適です。
2. リモートワークのお供に「マイボトル」
デスクワーク中、冷めてしまったコーヒーを飲み続けていませんか?
保温ボトルにティーバッグを入れておけば、長時間美味しい温度をキープできます。狭山茶は味が濃厚なので、大きめのボトルでもしっかりと味が続き、つぎ足し湯でも美味しく飲めるのが特徴です。
3. お風呂上がりの「水出し緑茶」
実は、狭山茶ティーバッグは水出し(コールドブリュー)でこそ真価を発揮します。
作り方は、ボトルに水とティーバッグを入れて冷蔵庫に入れておくだけ。常に冷えたお茶をストックしておけば、お風呂上がりに最高の一杯がすぐに楽しめます。 時間をかけて抽出した狭山茶は、苦みが抑えられ、驚くほどまろやか。火照った身体をクールダウンさせ、乾いた喉を優しく潤してくれます。
失敗しない、美味しい淹れ方のコツ
「ティーバッグでも美味しく淹れるコツはありますか?」とよく聞かれます。基本は簡単ですが、少しの工夫で劇的に味が変わります。
| 淹れ方 | 湯温の目安 | 抽出時間 | ポイント |
| ホット(基本) | 80℃〜90℃ | 30〜60秒 | カップの中でパックを数回上下に振ると、色と味が濃く出ます。 |
| 熱湯(香気) | 100℃ | 30秒 | 狭山茶特有の「火香(ひか)」を楽しみたい時は熱湯でサッと。 |
| 水出し | 冷水 | 1〜2時間 | 振らずにじっくり待つことで、透き通るような甘みが生まれます。 |
アドバイス
抽出が終わったら、ティーバッグは引き上げましょう。入れたままにすると渋みが出てしまいます(水出しの場合は入れっぱなしでもOKです)。
伝統を、ポケットに入れて持ち歩こう
「急須がないからお茶を飲まない」というのは、あまりにももったいないことです。
東京狭山茶の深い味わいは、デジタルの画面を見続ける現代人の疲れを癒やし、ホッと一息つく「余白」の時間を作ってくれます。
道具を揃える必要はありません。
まずは杉本園のティーバッグをひとつ、手に取ってみてください。そこから、あなただけの新しい「お茶習慣」が始まります。
伝統の味を、もっと身近に、もっと自由に。お楽しみください。