マイボトルに狭山茶を。節約だけじゃない、外出先でも美味しく飲むためのコツ

「外出先でも美味しいお茶が飲みたいけれど、時間が経つと味が変わってしまう…」

「手軽にマイボトルを持ち歩きたい」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

日本三大茶の一つに数えられ、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われる狭山茶。実は、その力強い味わいと香りは、マイボトルでの持ち歩きに非常に適しています。

今回は、狭山茶をマイボトルで最高に美味しく楽しむための秘訣をプロの視点から解説します。

なぜ「マイボトル×狭山茶」が最強の組み合わせなのか?

多くの人が「節約」を目的にマイボトルを持ち歩きますが、狭山茶を選ぶ理由はそれだけではありません。

1. 「狭山火入れ」による圧倒的な香りの持続性

狭山茶独自の仕上げ工程「狭山火入れ(さやまひいれ)」により、茶葉は高温でじっくりと乾燥されます。これにより、マイボトルの中で時間が経過しても香りが飛びにくく、蓋を開けるたびに芳醇な香りが広がります。

2. 濃厚な味わいが「氷」に負けない

狭山茶は、寒冷な気候を生き抜くために葉が厚く育ちます。そのため、冷たくして楽しむ際に氷が少し溶けても、お茶本来のコクが失われず、最後まで美味しく飲みきることができます。

専門家が教える!マイボトル専用・狭山茶の淹れ方レシピ

マイボトルでお茶を淹れる際、最大の敵は「酸化による変色」と「苦味の出過ぎ」です。これを防ぐための2つのスタイルをご紹介します。

【スタイルA】朝の時短に最適!「水出し抽出法」

最も失敗が少なく、茶葉の甘みを引き出す方法です。

  1. 茶葉を入れる: ボトル(500ml)に対して茶葉を5〜8g入れます(ティーパックもおすすめです)。
  2. 水を注ぐ: 常温の水、または冷水を注ぎます。
  3. 抽出: 冷蔵庫で1〜2時間、または氷を入れてそのまま外出。
    • ポイント: 低温で抽出することで、苦味成分が抑えられ、時間が経っても色が変わりにくい「エメラルドグリーン」をキープできます。

【スタイルB】香りを愉しむ「急須経由・急冷法」

温かいお茶の香りを持ち出したい場合のテクニックです。

  1. 濃いめに淹れる: 急須で、普段より少し多めの茶葉を使い、短時間(40秒程度)で濃く抽出します。
  2. 急冷する: ボトルにたっぷりの氷を入れ、その上から直接お茶を注ぎます。
    • ポイント: 徐々に温度が下がるのではなく「一気に冷やす」ことで、お茶の成分が安定し、酸化(赤くなる現象)を防げます。

【スタイルC】ぬるめ・短時間」抽出で酸化を抑える

お茶が変色し、苦くなる最大の原因、高温(お湯)です

  1. 一度湯呑みにお湯を移し、70℃〜80℃まで温度を下げます。
  2. 急須で30〜40秒と短めに抽出します。
  3. ボトルに移す際、最後まで出し切ります(「ゴールデンドロップ」と呼ばれる最後の一滴まで)。

知っておきたい!美味しさをキープする3つのコツ

項目対策理由
ボトルの素材ステンレス製(真空断熱)温度変化による劣化を防ぎ、香りを閉じ込めるため。
茶葉の処理出し殻は必ず取り除く入れっぱなしにすると、雑味やエグみが出る原因になります。
水の選択軟水(または浄水)日本茶の繊細な風味を最も引き立てるのは軟水です。

杉本園製茶からお伝えしたいこと

私たち杉本園製茶が大切にしているのは、「日常の中にある贅沢」です。

ペットボトルのお茶は手軽で便利ですが、茶葉から淹れた狭山茶には、心身を解きほぐす深い味わいとリラックス効果があります。

お気に入りのマイボトルに、こだわりの狭山茶を忍ばせて。

いつもの通勤路や公園でのひと時が、少しだけ豊かなものに変わるはずです。

杉本園製茶のおすすめ

持ち歩きには、水出しでもしっかり味が出る「深蒸し茶」が特におすすめです。ぜひ店頭でお好みの茶葉を見つけてみてください。

今日から、あなたも「マイボトル×狭山茶」生活を始めてみませんか?

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